宝彩有菜の自愛文言    home/index



私は、大所有者です。

52  【所有】


私は、大いなる所有者です。
私は、夜空一杯に満天の星を所有しています。
私は、太陽も月も所有しています。
私は、この足の下にこの大きな地球も所有しています。
誰からも奪われることなく、それを失うこともありません。

私は、大いなる所有者です。
私は、この世界を愛で満たしています。
私は、この時空に存在しています。
私は、この足の下の大きな地球に乗っています。
愛と喜びと感謝と笑い、それに満ちて生きています。。


(説明)

「本来の自分」に所有意識はありませんが、肉体を維持することが使命である「マインド」には所有意識があります。
石や岩には、何かを、「得たい」「保持したい」等という所有意識はありませんが、しかし、生き物には、どんな小さな生き物にも所有意識が芽生えます。生きていくためには自分の栄養が必要だからです。それは、get,hold,compare,more,と同じです。「所有欲」が芽生えるわけです。

つまり、生きているからこそ、所有欲があるわけです。しかし、所有していたどんな豪邸やお城や財宝も、死んだら先に持って行くことはできません。
さて、では、この「所有欲」が大きくなり過ぎて、「あれを所有したい」「これを所有したい」「あれも欲しい」「これも欲しい」と自分が苦しくなったら、それは不幸です。例えば、お金持ちが、「もっと、もっとお金が欲しい」と思っていると、それは「不幸」です。お金持ちになっても、不幸になるのは変な話に聞こえますが、もし「金銭欲」が大きくなり過ぎていると、いくらたくさんお金があっても不幸なままです。

マインドに任せておくと、不要な所有欲を必ず増大させて、不幸になるパターンに進みがちです。
幸せに生きていくには、マインドに不要な欲を増大させないようにすることです。
夜空を見上げてみてください。満点の星です。
足元を見おろしてみてください。巨大な大地です。
天空を見ても、地上を見ても、我々をここに生かしてくれている計り知れない恩恵に溢れています。ちっぽけな所有欲は不要です。所有するには手に余る充分過ぎる財宝が、限りなく贅沢に与えられているのです。それに感謝して、この生を喜んで幸せに生きることです。それが私たちに与えられた本当の使命です。ありがたいことだと思います。

(宝彩有菜)


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