宝彩有菜の瞑想のヒントとコツ 質問と回答
（No.−４1） 瞑想中にきれいなものが見えるのですが？ （Sunny）
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宝彩先生
今日は瞑想中のことで質問したいことがあって、メールをさせていただきました。
瞑想中に見えるきれいな映像に、どう対処したらいいかということです。
瞑想中の怖い感じは、まだこわごわで、イヤですが、以前より少しは余裕を持ってみていられるようになっていて、そのうちになくなるので、これでいいのかな、と思っています。
その節はコツを教えていただき、助かっています。
それで、最近は、きれいな映像が、まぶたの裏に映し出されることがよくあります。
光と影のイルージョンみたいな、闇の中に光がいろいろに映し出されます。
「わ〜、（きれい！）」とみとれてみたり、取り合わないようにしてみたり、
マントラを大きくしてみたりしていますが、その瞑想中は見えたままで終わります。
怖いのを嫌がるあまり、こういうものが見えてしまうのか、きれいなものを見せておいて、足止めにされているのか、これもまた通り過ぎるしかないということか、などなど、いろいろな考えが頭をよぎっています。
きれいな映像には、どのようにして対応したらいいでしょうか。
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というメールを頂きました。
下記が宝彩有菜の返信です。
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Sunny様
メールありがとうございました。
そうですか。なるほど。
きれいな映像が見えるということですね。
何も見えるはずのないところに、マインドはいろいろなものを見せてくれます。
それは、とても、面白いことですが、何が見えてもそれは、マインドの創作ですから、それを忘れないようにしてください。その意味では、怖いものも、きれいなものも、仏様が出てきても、神様が出てきても、閻魔大王も、天国も、何が投影されても、まぁ、みんな同じです。
でも、修行は楽しみながら進めばいいと思いますから、きれいな映像がもう少し見たいのなら、そのまま見ていればいいと思います。
見えたらいけないのだと、修行が退歩しているのだと思うこともないかと思います。
「ああ、きれいな模様が見えている（とマインドが思っている）」
と、それを、観照して、楽しんでも良いかと思います。
もっとも、楽しもうと思うと、消えたりするかもしれませんけど（笑）。
どのような美しいものも、美しくないもの、取り合わなければいずれ、出てこなくなります。
以上がヒントです。いろいろ工夫してみてください。
メールありがとうございました。
（宝彩有菜）
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