宝彩有菜の瞑想のヒントとコツ 質問と回答
（No.−４５） 瞑想中に怖くなるのですが？ （ワダ）
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瞑想の実践しているのですが、一つ疑問があります。
さっきも瞑想をはじめて、１０分経たないうちに、
腕が先の方から虫でも這い上がっていくような感覚でぞわぞわとしました。
以前は毎晩瞑想していたのですが、
この気持ちの悪い感覚が何度かあってからは気味悪く、積極的にしなくなってしまいました。
手がしびれたりとかそういうことはあるのでしょうか？（実際の感覚とは違いますが）
よろしければお返事をお願いします。
ワダ
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ワダ様
瞑想中には基本的に自分に不利になるようなことは何も起こりません。
自分というのは、「本来の自分」です。
マインドの不利になるようなことは多々起こりますが、
自分に不利になることは起こりません。
ですから、
> さっきも瞑想をはじめて、１０分経たないうちに、
> 腕が先の方から虫でも這い上がっていくような感覚でぞわぞわとしました。
という現象も、マインドは
「すわっ、大変何か起こりそうだ、どうしたらいいのだろう」
と考えますが、本当の自分は、
> さっきも瞑想をはじめて、１０分経たないうちに、
> 腕が先の方から虫でも這い上がっていくような感覚でぞわぞわとしました。
で、何かをさらに進めたいのかもしれません。
これを、気にしないで放っておくと、
そのぞわぞわがどこまであがってくるのでしょうか？
あるいは、どう変化するのでしょうか？
あるいは、何かを思い出す前兆でしょうか？
このような何か変化が起こるというのは、瞑想が上達している証です。
いづれにしても、本当の自分が何か日頃は出来ない作業を
し始めているのだろうと思います。
それは、瞑想中にしかできないことで、それができると、
例えば、
肩こりが治るとか、耳鳴りが治るとか、
何か、怖いものが一つ消えるとか、
何か良いことが起こる前兆だと思います。
ですから、せっかく、そうなり始めたのですから、
どこまで行くのか放っておくのがいいと思います。
成果が大きいものほど、怖い感じがすることがありますが、
それを超えてじっとしていると、必要な変化が起こって、
自分が楽になります。
不要なものを落とせます。
ですから、恐れずに、そのまま、経過する様子を見守ってみてください。
これは、さとりとかに向かう大変大切な心構えと同じです。
さとりの最後の一歩は自分を失うくらいの怖さがありますから、
それの練習にもなります。
> さっきも瞑想をはじめて、１０分経たないうちに、
> 腕が先の方から虫でも這い上がっていくような感覚でぞわぞわとしました。
その怖さの中で平然としていてください。
瞑想中は良いことしか起こりません。
では。
宝彩有菜
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