「宝彩有菜プログレスコース」付録 
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「幸福で長生きの元、愛のホルモン」
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宝彩有菜
どんなに社会的に成功しても、どんなにお金持ちになっても、自分の家庭が暗く不幸だと、人生は不幸です。どんなに平凡でも、たとえあまりお金がなくても、自分の家庭が明るく幸福だったら、人生は幸福です。
これは、当たり前すぎることですから、証明しなくても良いのですが、生理的にも証明できます。
自分がリラックスして、寛いで、受け入れられていて、大切に扱われて、思いやりのある、愛に満ちた温かい家庭にいると、自然に、ほわほわポカポカのリラックス系の愛のホルモンが全身に満ちてきます。
すると、愛のホルモンですから、体調も良いですし気分も良いわけです。幸せ感にあふれます。
ピリピリカリカリ緊張系の自分自身を破壊する毒のホルモンが出る機会はほとんどありませんから、いつも健康で、楽しく、そして長生きできます。
では、どのようにしたら、そのような「心温まる家庭」ができるのかというと、まずは、夫婦の仲が良いことです。
結婚するときは、どの夫婦も一応仲が良いのですから、それをキープできれば良いのでしょうが、これがなかなか難しいですね。なんの努力もなしに良好な関係をキープすることはできません。
普段の小さな注意や努力が必要です。でも、それは難しいものではありません。相手を尊敬して、感謝して、ねぎらって、いたわって、思いやって、気遣ってという普通の小さなちょっとしたことです。慣れてくれば努力しているとも思わないことです。
でも、自分一人で先行して仲良くしようとしても、相手も居ることですから、相手もその気になってくれなければ、「仲良し」をキープするのが難しいといえば難しいです。相手から、まず先にこの私を尊敬して、感謝して、ねぎらって、いたわって、思いやってくれないと嫌だなどと思っていてはうまくいきません。
相手にして欲しかったら、まず、自分から黙ってそうすることです。すると、きっと相手も見習ってくれます。めでたしめでたしです。
ただ、もし、見習ってくれなかったら、自分だけが感謝したり、ねぎらったりで、空振りになって損をすると思うかもしれませんが、それは大間違いです。
実際に実践してみれば分かると思いますが、感謝したり、労ったり、思いやったりすることが、すなわち、自分の中にほわほわポカポカの愛のホルモンを出すことになっています。ですから、まず、たちまち自分自身が幸せな気分になりますし、健康にもなります。
ここが今回のお話のポイントでもありますから、もう一度言いますが、愛してもらったら「ほわほわポカポカの愛のホルモン」が出るのではなく、自分から「愛」を出す時に、つまり、相手を尊敬して、感謝して、ねぎらって、いたわって、思いやる時に愛のホルモンが自分の中に湧き出るということです。愛のホルモンは自分が作り出しているのです。「毒のホルモン」を作る能力ももちろん自分自身の中にあります。それを作っていると自分がやられますが、「愛のホルモン」を作っていると自分は癒され救われます。幸福に健康になります。
また、温かい家庭を作ろうとしても、「欲しい、欲しい」が解消できない人もいます。するとその人と一緒では、温かい家庭はなかなかできないかもしれません。いつまでも改善できない場合は、人生は有限ですから、努力や我慢をし続けるよりは、やり直した方が、双方共が不幸になるよりましかもしれません。そのような場合もありますが、まずは、愛のホルモンを出す実践をしてみてください。
一緒に暮らしている相手を、尊敬して、感謝して、ねぎらって、いたわって、思いやるという普通のちょっとしたこと、その積み重ねです。でもその効用は莫大です。甚大です。自分の人生の幸せにためにも、自分の家庭の幸せのためにも、ぜひこの愛の実践をしてみてください。きっと、人生最大の真理だと分かると思います。
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宝彩有菜
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